Googleアドセンスはクリック型の広告で最高単価のため稼ぐことが出来ますが、どの広告会社よりも規約が厳しく、規約違反のまま広告を掲載しているとアカウントが停止し、永久的に使えなくなるという恐ろしいことも起こりえます。
そうなってしまうとネットビジネスで稼ぐキャッシュポイントを一つ失ってしまうことになりますので大打撃ですね。
再取得もできなくはないですが、非常に厳しいものとなります。
今回はそんな最悪の事態を防ぐため、Googleアドセンスの規約違反と停止を防ぐ対策について解説していきます。
大きく分けて3つに分類しました。
クリックに関する違反
自己クリック
自分のサイトに掲載したアドセンス広告をクリックすることは不正クリックとみなされてしまいます。
ついどんな内容か気になってしまいますが、クリックするとGoogleが監視しています。
間違えて一回ぐらいなら多めにみて貰えますが、さすがに収益目的で何回もクリックしていると確実にばれてしまいますので、絶対にクリックしないようにしましょう。
ブログを確認しているときは細心の注意を払うようにすれば問題ないですね。
クリック誘導文の掲載
アドセンス広告のクリックを促す誘導文を掲載することも違反です。
例えば、『クリックお願いします。』『おススメ情報はこちら!』等ですね。
サイトに訪れたユーザーがコンテンツと間違えてクリックしてしまうような掲載の仕方はNGです。
コンテンツに関する違反
ブログのコンテンツ不足
ブログのコンテンツとは画像、動画、文字のことですが、あまりにも文字数が少ない場合は警告を受けてしまいます。
目安としてアドセンスの申請時は800字~1000文字以上を推奨していますが、これが100文字~300文字程度だと審査には通りません。
300文字程度であれば、警告を受ける可能性があがりますね。出来るだけ多くの文字数を書くようにしましょう。
SEO的にもコンテンツ不足のブログは上位表示することは出来ません。
禁止コンテンツ
アダルト コンテンツ
個人、集団、組織を誹謗中傷するコンテンツ
著作権で保護されているコンテンツ
危険ドラッグおよび薬物に関連したコンテンツ
アルコールおよびタバコに関連したコンテンツ
ヘルスケアに関連したコンテンツ
ハッキング、クラッキングに関連したコンテンツ
報酬プログラムを提供するサイト(「報酬提供」サイト)
Google ブランドを使用しているサイト
暴力的なコンテンツ
武器および兵器に関連したコンテンツ
不正行為を可能にするコンテンツ
違法なコンテンツ
特に判断が難しいものを事例を交えて紹介します。
アダルトコンテンツ
アドセンスは子供が見ても有害にならない、不愉快は想いをしないコンテンツを扱うのが大原則となっています。
女性のヌード画像や動画、少しでも性的な内容のものは全て禁止事項となります。
グラビアアイドルの水着画像はグレーゾーンですが、広告が停止した事例もあるため掲載しない方が無難ですね。
胸の谷間が少しでも見えているような服装の画像や動画で引っかかる恐れがあります。
驚いたのが男性の上半身裸の画像も規約違反になった事例があるようです。プールや水泳選手の画像も掲載するのは控えた方がいいです。
またアダルトサイトへとリンクを張る行為も禁止です。アフィリエイトリンクやテキストリンクであってもGoogleの監視は目を光らせています。
アダルト路線で責める場合は収益は下がってしまいますが、他の審査が緩い『アイモバイル』やスマートフォン専用の『nend』などを使うことをおススメします。
著作権侵害コンテンツ
著作権侵害コンテンツはアダルトコンテンツ同様に厳しいものとなります。
画像はフリー素材で商用利用OKのものを利用するようにしましょう。
トレンドアフィリエイトで芸能人の画像を利用することがありますが、厳密にいうとグレーソーンです。
好意的な記事を書けば、その芸能人の宣伝をしていることになりますのでプラスとなりますが、
反対に批判的な誹謗中傷などを書いた場合、マイナスイメージしか与えません。
ネットの拡散力は凄まじいものがあり、人間の心理として批判記事の方が興味がわきますが、アドセンスの停止へのカウントダウンが始まる可能性が高いです。
特にアイドルやジャニーズ事務所の画像を使用し批判するとリスクが高くなります。
トレンドアフィリエイトをしていてGoogleの手動ペナルティーが課せられる原因の一つです。
安全に運営するのであれば、芸能人の批判記事や画像は使用しない方がいいでしょう。
YouTubeを使って動画の埋め込みをする場合も注意が必要です。
動画内容が著作権を侵害しているコンテンツがないかしっかりと見極めて、公式のものを使うようにしましょう。
公式のものか判断が難しい場合はリンクにとどめるか掲載しないほうが賢明です。
アルコール・タバコのコンテンツ
アルコールはワインやシャンパンの販売や宣伝することは認められていますが、ビールや日本酒などのアルコール類を販売するブログにアドセンスは禁止となっています。
同じアルコールなのにどうしてという声が聞こえて来そうですね。
こればかりはGoogleが決定した事項なので従うしかありません。
また、タバコや禁煙に関する情報ブログには掲載できますが、タバコを販売、宣伝するようなブログはNGとなっています。
武器・兵器のコンテンツ
武器や兵器を販売、宣伝する行為は違反となります。
夏になると花火の記事を書く方も多いと思いますが、花火は爆発物として兵器のジャンルとなります。
大阪では毎年8月に淀川花火大会があります。
駅は大混雑するので、なるべくゆったり鑑賞できる、おススメスポット等を紹介する記事を違反にはなりませんが、花火の製造方法の紹介や、販売目的のサイトは規約違反となりますので注意が必要です。
広告のレイアウトに関する違反
アドセンス広告はユーザーが間違えてクリックしてしまうような位置に掲載することや誤クリックを誘発するようなレイアウトにすることを全て禁止しています。
違反しないように確認していきましょう。
広告掲載数
アドセンス広告がブログの1ページに表示できる数は3つまでとなります。
厳密にいうとリンクユニットは3つ、検索ユニットは2つで合計8つまで掲載できます。
これ以上の広告を掲載すると警告が来ます。
リンクユニットと検索ユニットはクリック率が対してよくないために、レクタングルサイズの広告ユニットを3つ配置するのをおススメします。
広告の表示方法
スマホゲームのアプリでポップアップ広告(インタースティシャル広告)を見かける機会が増えましたが、画面いっぱいにレクタングルサイズの広告を掲載し、消さないと次の画面に移れないような掲載方式は違反です。
サイドバーの広告をワードプレスのプラグイン等を使用して追従させてクリック率の上昇を狙う行為も禁止されています。
またスマホ画面でのファーストビューで広告が占領している、レクタングルサイズの広告が二枚並んで画面いっぱいに掲載されているのもNGです。
タグの変更
アドセンスの管理画面で取得した広告コードを変更しないこと。
広告コードを変更し、クリックを誘発するような仕様に変更するアとカウントが停止します。
発行されたタグはそのままコピペで貼り付けましょう。
ラベルについて
広告の上につけるラベルは『スポンサーリンク』『広告』のみが許されています。
僕は知らずに『スポンサードリンク』としていましたが、上記のラベルが正しいです。
特に問題にはなっていないようですが、少しでも規約違反の可能性をなくしたい方は変更する方がいいですね。
まとめ
規約が厳しくて掲載するのが怖いと思った方もいらっしゃるかと思いますが、ルールを守って運用すれば、非常に素晴らしい収益をあげてくれるのがGoogleアドセンスです。
健全なブログライフを心掛けて、稼いでいきましょう!
最後にポリシー違反の動画がありましたので紹介します。
さらに理解を深めて末永くアドセンスと付き合っていきたいですね。